大倉砦
写真12背面から本郭切岸を見る。右側の方から降りてきた。
所在地 | 山梨県上野原市大倉 |
攻城年月日 | 2010/10/27 |
駐車場 | 登下防災庫の脇にスペースが有る |
現地案内 | 中央自動車道「上野原IC」を降りて北西にある33号線を北北西に進み鶴川に掛る鏡渡橋を渡りトッケ沢に掛る橋を渡る。橋を渡りすぐ左折しトッケ沢に沿って山中を進む。1km位進むと道は二股に分かれるが左を進むと急に集落が現われる。集落の中を進み左側を注意して見ていくと要害山登山口約10分への案内中が有りそこを登る。車は少し先の登下防災庫の脇にスペースが有る。あまりよい道ではないが峠らしきに着くと案内矢印が有るので左(東)にすすむ。少し登れば城域に入る。 場所は多分ここです。この辺りから登ります。 |
コメント | まず高い切岸が有りそこを登るとだらだらした坂が続き(実際は郭群)本郭に入る。特に大きな堀切もないので堅固な感じがしない。本郭南側(右側)は土塁が有りその下は腰郭が有る。本郭を通りさらに先(東)の小郭に降りて振り返ると本郭の切岸が美しい。この小郭は南側の腰郭とつながっている。この小郭先には枡形の様な虎口が有りその先には特に遺構はなさそうである。小郭から眺めがよくここで昼食を取る。 この登り口にある集落は大倉山砦を守った武士たちの末裔でないかと感じる。ここからだと砦までは直ぐだし、当然家族もいたのだろから普段はここに居て「いざ鎌倉」時はここから出陣するのではないか。そうでなければこんな山奥には住まないのではないか 今日の攻城はこれで終わり。まだ体力はありそうだが久しぶりの攻城なので少し物足りないが後は湧水廻りをしよう。 |
本日の探索城名 | 牧野砦→松留館→大倉砦→(山梨県の湧水) |
満足度 | ☆☆☆ |
1:トッケ沢に沿って進んでいると子猪がいた。車を運転しながらあわててカメラで写すがシャッタ速度が遅く猪がブレテしまった。 | 2:集落の上に防災庫が有りそこに停める。 |
3:集落を登って行くと「要害山登山口」の道しるべが有る。この集落はトッケ沢入口から山の中にあり人が住んでいるのが不思議な位である。 | 4:登って行くと峠に出りそこに道しるべが有るので左に進む。 |
5:道しるべから直ぐに切岸が有る。道は後で付けられたようで緩やかである。 | 6:写真5を登ると郭群の様な場所を通る。 |
7:写真6の中央上辺りに浅い堀切らし気が有る。草木でよく識別できないが中央右辺りが堀切である。 | 8:更に進む。 |
9:本郭への切岸。登ると横堀が有りその上が本郭となる。ここは東に当たる。 | |
10:写真9を登り横堀(堀切)を見る。埋まっているのか大分浅い。 | |
11:本郭に入りほぼ全景を見る。右側南面に土塁が有る。土塁下は腰郭となっている。 | |
12:少し進むと小屋が見えてくる。中央の立て看板は要害山と書いてある。 | 13:小屋の左後ろに虎口が有る。 |
14:虎口を降りると小郭がありそこからの眺めは良い。 | 15:トップ写真の背面に虎口が有り本郭切岸を見る。 |
16:この虎口は枡形になっており写真中央左が第1の虎口、中央下が第2の虎口になっている。 | 17:少し降りて振り返り第2の虎口を見る。 |
18:さらに降りて振り返り第2の虎口を見上げる。 | 19:写真15の切岸下の小郭は南面の腰郭とつながっており写真9の切岸下まで繋がっている。小郭から進み振り返り撮影。 |