小長谷城
写真25の第一の馬出し虎口より第二の馬出しを見る。
所在地 | 静岡県川根本町 |
攻城年月日 | 2013/1/11 |
駐車場 | 境内に駐車可 |
現地案内 | 新東名自動車道「静岡SA」から傍の362号線で1時間以上進むと大井川や大井川鉄道「千頭駅」近くまで来ます。大井川手前辺りで道は77号線とのT字路になりますがその手前B&G海洋センターへの道を左折します。センタ先に徳谷神社がありそこが城址。 場所はここです。 |
コメント | 神社は本郭に社があり低い土塁や切岸で2郭、3郭と分けられています。社裏には1号堀、2号堀と2重になっています。海洋センターあたりも地形から城址と思われますが跡形もありません。ここまでは単純な縄張りの普通の城址ですが社の南東の方に武田氏が改修した第一の馬出しに第二の馬出しを重ねた郭が有り堀も3号、4号堀として残り技巧的な城址となっています。。 |
本日の探索城名 | 2013/1/10 登呂遺跡→八幡山城→愛宕山城→賤機山城→ 2013/1/11 →小瀬戸城→尾沢渡城→小長谷城 |
満足度 | ☆☆☆ |
1:クリックすると大きくなる。 | 2:右がB&G海洋センターで左が城址。ここは空堀であったようだ。 |
3:中は徳谷神社となっている。神社は本郭のようでここからざっと周りを見ると面白みのないような城址と思ったが・・・。 | 4:写真2の左を見ると土塁がある。 |
5:土塁を見ると堀切(1号堀)があり更に奥(東側)にも堀切(2号堀)がある。社を建立した時に土塁の一部を削ったようだ。 | 6:写真3の右下に下りて行き振り返り社を見上げる。 |
7:写真6の背面に空堀(5号堀)がある。 | 8:写真6の右を見ると参道脇に井戸跡がある。 |
9:井戸跡から3郭を見る。 | 10:写真8の参道を右に降りると写真7の空堀がある。 |
11:神社入口を見る。 | 12:写真11の右に進み振り返り撮影。橋の下に川が有り右から左そして道路に平行して奥に流れている。すなわち南と西は谷。北は急斜面で東側が台地続きで東側が弱点のようだ。 |
13:写真9の奥に進み振り返り撮影。 | 14:2郭に入る。中央左に井戸跡が見える。 各郭との間の切岸は低く斜面を平らにするだけの様だ。 |
15:本郭の端から社を見る。 | 16:写真15の背面を進むと土橋経由で第一の馬出しがある。 |
17:土橋左の1号堀。 | 18:写真16の正面土塁に乗り3号堀越えに第二の馬出しを見る。中央左が第二の馬出しに入る土橋があり横矢を掛けられるようになっている。 |
19:振り返り第一の馬出しを見下ろす。 | 20:写真16の第一の馬出しの左に進み中央土橋を見る。土橋右に3号堀が見える。 |
21:土橋から右の3号堀を見る。 | 22:土橋から左の2号堀を見る。左社下は1号堀。 |
23:写真21の左端を3号堀に沿って進むと第二の馬出しの土橋がある。左下が4号堀。 | 24:中に入り振り返り見る。中央左に第一の馬出し切岸がありその下が3号堀、中央が土橋、その右が4号堀である。 |
25:第二の馬出しから第一の馬出し虎口を見る。土橋で繋がっている。 | 26:写真25の土橋から3号堀を見る。 |
27:多分写真25の左3号堀を降りて振り返り見上げたと思うが。背面に降りると谷手前に郭らしきがある。 | 28:写真27の右に進むと第二の馬出しの虎口らしきがある。 |
29:更に右に進み4号堀を見る。奥の堀切先(東側)は緩やかな斜面となっておりまた馬出しの土塁より高そうで防備に難がありそうだが。 ともかく馬出しを2つ重ね面白みのある城址となった。 |