新宮城
写真18の右端から鐘の丸を見る。
古図によると本郭下の郭(写真5の郭)と鐘の丸の境の石垣が見えるが
本来は中央樹木辺りに石垣が有り「食い違い門」となっている。
所在地 | 和歌山県新宮市伊佐田町 |
攻城年月日 | 2016/4/1 |
駐車場 | 有り |
現地案内 | 紀勢本線「新宮駅」の北北西の600m位に熊野川に隣接した山に築城されている。城山の南側に駐車場がある。 場所は此処です。 |
コメント | 城山に本丸、出丸、鐘の丸、松の丸の曲輪で構成され北側熊野川沿いに水の手(炭納屋)がある。各曲輪は石垣で築城されて見事だが本丸への腰郭からの登り口は後世に作った様な不自然、異様な感じだ。日本古城絵図(国立国会図書館デジタルコレクション)を調べるとやはり公園化で改造したようだ。その他も色々改造したようだがこれらの改造がなければ評価はさらに上がるのだがな。 |
本日の探索城名 | 2016/3/30 田丸城→松阪城→ 2016/3/31 →三瀬砦→三瀬館→赤木城→京城→新宮城→鵜殿城→ 2016/4/1 →五箇篠山城→枳城→高城→八田城 |
満足度 | ☆☆☆ |
1:案内図と日本古城絵図(国立国会図書館デジタルコレクション)。比べると改変した場所が分かる。 案内図には撮影した位置に写真番号を記入している。 |
2:説明板。 |
3:駐車場から鐘の丸の南側の石垣を見上げる。 | 4:写真3の左端から登り途中の踊り場から鐘の丸の石垣を見る。 |
5:写真3の右上に着き本郭への虎口を見る。 | 6: 写真5の右側先を見ると奥に郭が有るようだ。この辺りは改変が著しい。 |
7: 写真5の右側を見ると下から運ぶ為のレールらしき構造物が残っている。不要になったら現状復帰してほしいな。 | 8:写真5の右側を進み振り返り登ってきた坂道を撮影。この坂道は後世公園化で 造られたようだ。 |
9: 写真8の背面でここも改変したようだ。 | 10:さらに進むと小郭に着く。 |
11: 写真10の奥下に貯水槽がある。 | 12:写真10の奥から振り返り見る。写真1の古図に寄ると天守が有った様だ。ここから本丸への階段があるがこれも後世作られた感じだ。ここまでで改悪ばかり目に付いたのでがっかり。 |
13:写真12の右奥まで進み先を見る。 | 14:写真12の階段を登り本丸周囲を左回りに先に進むと虎口がある。降りると金網が張ってあり通行止めとなっている。もっとも先に道はなさそうだ。 |
15:さらに進むと下に出丸が見える。 | 16:写真15の左に進み下を見ると「水の手」が見える。さらに進む。 |
17:写真18の中央辺りから鐘の丸を見る。 | 18:左が本丸虎口。 |
19:写真18の左に進み虎口を見る。 | |
20:写真19の中央左奥から振り返り虎口を見る。中央辺りと背面含めて小郭となっており枡形みたいになっている。 | |
21:写真20左下(写っていない)の階段から奥の虎口の石垣を見る。 | 22:中央右の写真21の階段を降りて振り返り見る。古図によると階段は無く、階段右の石垣は蔀石垣で有ったようだ。公園化で写真21の階段を緩くしたのだろう。 |
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