益富城

       
     写真19辺りで道は2郭切岸に突き当り右に曲がるがそこに横堀がある。
     また畝状竪堀の案内杭もあるが明確に判別できない。
     道路造成時に掘り出した土を放り込んだのではないか。

所在地 福岡県嘉麻市中益
攻城年月日 2014/10/3
駐車場 有り
現地案内  大分自動車道「甘木IC」傍の322号線を直線距離で20km弱北上する。211号線との交差点を右折し1.3km位先の信号「中益」を100m位越えて左折し城山自然公園に向かう。この辺り一帯が城跡。山上に空き地や駐車場がありここに停める。
場所はここです。
コメント 土塁脇の空き地に停めて見ると出丸の案内板がある。駐車場は空き地後ろの土塁裏側に有る。北西に尾根上を進み向かうと左側に支尾根がありその先にも支尾根がある。各支尾根には段郭がある。空き地後の土塁も尾根でここも城跡のはずだが明確な遺構はない。この尾根はコの字となっており駐車場先は尾根(コの字の尾根とは別)が続く様だが見ていない(帰って調べるとまだ先にある)。来た道を戻ると城山の案内板があり此処から西側に登る。郭群の脇を進むと大空堀(堀切)で大空堀内を進むと水曲輪があり中に溜池がある。この辺りには巨石が散乱し城割によって落とされた石のようだ。大空堀を越えて進むと横堀や連続竪堀が見える。横堀に沿って登ると入口があるがどうも道と入口はは後世に造られたようである。入口から入ると2郭で左奥に枡形の虎口がある。ここを出ると段郭がある。その先の道地は消えている。入口から右に向かうと少し高くなって本郭となる。直ぐに櫓風の建物があるが特に説明板はない。さらに進むと本郭の枡形虎口でその先は馬出しみたいな郭がある。左に降りると郭で先の左右に降り口があり右側に降りていくと畝状竪堀がある。さらに降りると段郭が続く。
本日の探索城名 2014/10/2
 岩屋城→大野城→基肄城(基肄城水門)→
2014/10/3
 →益富城→戸代山城→秋月武家屋敷(秋月城)→
2014/10/4
 →南関御茶屋→鷹ノ原城→田中城→猫尾城→犬尾城→別所城
満足度 ☆☆☆

   

1:地形図。*は空き地、+は駐車場。 2:説明板。
3:登って行く途中本郭への登り口を振り返り撮影。 4:写真3の背面を進む。城内を進むと→。
5:→写真1の*の空き地に着く。 6:写真5の背面に出丸への道がある。
7:写真6の奥左に出丸への道がある。 8:写真7の左奥から振り返り撮影。枯れ草で良く分からないが中央辺りに土塁が有る様に見える。
9:出丸に入る所。 10:出丸を進み降りて小郭から振り返り撮影。一部横堀になっている。背面は斜面で下は谷の様である。
11:写真7の右に進むと左に別曲輪跡を見る。  12:写真11の中央上奥に登り別曲輪下の腰郭を見る。 
13:写真12の奥から先に土橋経由で郭がある。さらに先に郭が有る様だが藪。  14:写真5の左奥から振り返り撮影。中央左は写真1の+の駐車場。 
15:写真14の正面土塁(尾根)に乗り左を見る。奥に郭、 16:写真15の右から谷越しに土塁(尾根)を見る。土塁裏は写真1の*の空き地。
17: 写真15の奥にある郭。左に腰郭があるが公園化で城跡イメージはない。  18:写真3の中央の道から郭群の下をを進むと右側に大堀切がある。
19:写真18の左の階段(写っていない)を登って行き左下を見ると土塁が見える。  20:トップ写真の背面に進むと入り口がある。後世に作られた入り口のようだ。
21:入り口を入り2郭を見る。2郭はまだ右奥に続く。  22:写真21の左奥に枡形虎口がある。 
23:枡形を出て奥に進むと郭が有りさらに下に郭がある。その先は藪。  24:写真23の下の郭から左に降りて行くと横堀がある。この横堀はトップ写真の奥から撮影。 
25:2郭の説明板。  26:写真20の右上から撮影。横堀の敵を横矢で防御している。 
27:写真21の右奥に進むと東屋があり奥の切岸上が本郭。  28:写真27の左から下界を見る。 
29:2郭から本郭を見る。奥の建物は江戸時代風(平櫓?)だが説明板はなし。   30:本郭の説明板。
31:本郭に入り見る。右側の土塁に登り撮影。まだ奥に本郭は続く。。  32:写真31の右奥辺りに石積みが残っており櫓跡の様だ。 
 
33:写真32の石積み上から先を見る。  34:写真33の奥に枡形虎口がありその先は馬出しの様だ。或いは虎口に櫓門がありその先が枡形か。 
  
35:写真34を進み左に曲がり振り返り見る。背面の郭を進むと左右に折り道があり 右(進行方向右)に降りる。
36:降りて行くと畝状竪堀があり圧巻だが写真が旨く撮れない。振り返り撮影。  37:畝状竪堀を見ながら降りて行き振り返り撮影。 正面切岸上が写真34の奥辺りであろう。
38:写真37の郭を含めて5段の段郭が続く。 写真37から一段降りて振り返り撮影。 39:写真18まで戻り空堀奥に進むと竪池(水曲輪)がある。この付近に大石が沢山転がっており城割時に石垣を背面上から落としたのだろう。 

年度別城郭一覧へ戻る

福岡県へ戻る

トップへ戻る