小田原城周辺遺構2
( 小峯御鐘ノ台東堀,中堀、西堀 )
写真13の土塁に乗って振り返り撮影。左側が大堀切である。2006/11/26
所在地 | 神奈川県小田原市 |
攻城年月日 | 2006/11/26 2022/4/30 |
駐車場 | ? |
現地案内 | 2006/11/26 北条時代の小田原古城の大堀切が見たくて石垣山城からに歩いてきた。(翌日足が痛かった)場所が分からなく箱根板橋駅から山のほうに進み疲れた足を運ぶと偶然大堀切の始点に着いた。 場所は良く分かりませんがこの辺りをうろうろすれば有ると思います。 2022/4/30 ・小峯御鐘ノ台東堀の入口です。 小田原駅南西700m位に競輪場があり、その前のバス通りを道なりに西に進むとバス停「城山4」過ぎた辺りに右側に小峯御鐘ノ台東堀の入口がある。 ・小峯御鐘ノ台中堀の入口です。 東堀を北に進み突き当りで左に曲がると直ぐ左側に中堀が見える。 ・小峯御鐘ノ台西堀は入口です。 中堀の入口近くに右へ登る道があり、其処を西に進むと奥に説明板が見える。説明板付近から北を見ると埋め立てられた様な浅い堀が見え、その先に残された堀が有る。 |
コメント | 2006/11/26 大堀切に感激して写真を撮るが,堀切内は暗く1/4のシャッタスピードになり1脚を持参しなかった事を後悔しながら手振れしそうで不安であった。この小峰の大堀切は数百m続き手入れも良く圧巻である。現地案内板にはまだ周辺に遺構が有るようであったが完全に日が落ち写真も撮れそうも無くまた機会を見て来ようと思い本日は終了。 2022/4/30 総構えの遺構は結構ありそうなので今回北側部分を主に攻城した。小田原城の写真,文章、構成を変えるので再編集する。日付の無い写真は2022/4/30とする。 案内板を解釈すると「東堀までが外郭で小田原攻めに備えて中堀、西堀を構築して北側の尾根を城郭に取り込んだ。」の様だ。 小田原城は八幡山本丸→2の丸外郭、→3の丸外郭→総構えと発展してきた。上杉、武田の来攻以後、強化の為3の丸や南側の尾根を城域(東堀の内側)に取り込み広げた。そして小田原攻め前に大城郭(街を取り込んだ総構え)が完成。 小峯御鐘ノ台は尾根伝いに箱根山と連なっており西堀辺りで尾根は3本に分岐する。一番北側の尾根は秀吉の小田原攻め前に備えて城地に取り込まれた総構えで西堀は3本の尾根を護っている。真中の尾根は八幡山古郭に続くので中堀と東堀は重要な堀切である。 この辺りは整備が良くされており見ごたえが有る。西堀の先は総構えに繋がり横堀らしきも見られる。 |
本日の探索城名 | 2006/11/26 石垣山城→小田原古城 2022/4/3 八幡山古郭東曲輪→早川口→箱根口→三の丸土塁→ →小峯御鐘ノ台東堀→中堀→西堀→御鐘ノ台→稲荷森→ →山ノ神堀切→城下張出→土塁 |
満足度 | ☆☆☆ |
小峯御鐘ノ台東堀 | ||
1:説明板と周辺地図。地図には写真番号の撮影位置を記載。 | 2:競輪場の前のバス通りを道なりに西に進みバス停「城山4」過ぎた辺りに右側に小峯御鐘ノ台東堀の入口がある。 | |
3:中に入ると永遠と続いているような感じがする。 | 4:結構深く幅も広い。 | |
5:折も有る様だ。 | 6:写真5の折部を通り振り返り撮影。 | |
7:更に進む。奥は突き当たりのようだ。写真7の中央辺りに土橋らしきが有見える。2006/11/26 | 8:左上の土塁の一部は開口しているので虎口か?写真7の中央辺りに土橋らしきを越えて振り返り撮影。2006/11/26 | |
9:写真8の背面斜め右後ろに土塁の切れ目が有り切れ目から振り返り写真8の左上の開口部を見る→。 | 10:→切れ目の中に入ると堀切になっている。 | |
11:東堀をさらに進むと突き当たって道に出る。振り返り撮影。左に見える道の左下は急峻な谷となっている。従って土塁や堀は谷側まで有ったのだろう。 | 12:もう少し右に寄って東堀跡を見る。 | |
13: 写真11の土塁左(裏)を見る。 | 14:説明板。 | |
15: 更に進むと写真8の開口部の裏側にでます。 | 16:写真15の開口部から写真9の撮影位置の土塁切れ目を見る。 | |
17: 更に進み見る。 | 18:写真17の右に進み海を見る。 | |
小峯御鐘ノ台中堀 | ||
19:写真10の堀切を進むと中堀に出る。 | 20:中堀から堀切を見る。 | |
21: 堀切を背に中堀を見る。 | 22:写真21の奥から右を見る。中央奥は写真11の背面10m位後ろかな。 | |
小峯御鐘ノ台西堀 | ||
23:写真22の左上から西に進み右を見る。堀切を埋めた様な感じで更に奥はもう少し深くなっている様に見える。奥に進む→。 | 24:→堀切が明確に見えてきた。 | |
25:奥の方に進み振り返り見る。 | 26:写真25の背面を見る。 | |
27:更に進むと西堀の終端に着き総構えの横堀が見える。 | 28:左を見るとかなり横堀は埋められた感じだ。 | |
29: 左に降りて振り返り撮影。中央は写真27の撮影位置。 | 30:横堀を見る。 | |
31: 写真27を降りて右方向に進むが横堀は無くなる感じ。景色は良い。 |