久米城
南の城の本郭に入り右を見ると虎口らしきがありその下は堀切となっている。
降りて見ると堀切が横堀に変わっている。2007/12/16
上の写真より少し左から撮影だが大分奇麗になって見易くなった。
写真22の虎口を降りて振り返り撮影。
所在地 | 茨城県常陸太田市久米町 |
攻城年月日 | 2007/12/16 2018/4/4 |
駐車場 | 専用駐車場あり |
現地案内 | 常陸太田駅付近の293号線で西に進み交差点「久米」を右に曲がり62号線を進む。800m位進むと鹿島神社の鳥居がある。ここを登ると城跡。 場所はここです。 |
コメント | 2007/12/16 鳥居から登ると中腹に木製鳥居がある。ここから郭らしきが有さらに登ると神社本殿がある。ここが本郭らしいが神社背面は藪で見所はない。余湖さんの縄張り図を見ると南と北にそれぞれ南城と竜貝城がある。木製鳥居から右に本丸に沿って進むと右側(南)に堀切らしきが見えてくる。尾根を断ち切る堀切を通って南城本郭に入る。右側下に堀切があり降りると横堀となっている。この辺りが一番の見所である。木製鳥居まで戻り左側の山道を進むと谷となり左側にTV中継所が見えてくる。中継所の左(来た方向)に堀切が2つ有それぞれ郭となっている。中継所の裏には土塊があり物見となっていた様だ。 2018/4/4 ネットを見ていたら最近奇麗に整備されたとのことで前回藪ながら結構遺構の多そうな城との印象が有りもう少し良く見れると思い来てみた。 この城の特徴は入り組んだ深い谷と急峻な尾根を利用し且つ尾根を断ち切る堀切で極めて堅固そうだ。城は3つの部分から成り本城(東の城)、南の城と西の城で構成されている。本城と南の城は尾根で繋がっており南の城の各郭の尾根には計7本堀切が設けられている。本城部と西の城とは基本的に大きな谷で分離している。この谷の先では垂直なV字谷がある。遺構は周辺にもまだ在りそうだが整備はまだの様だ。 見学途中に整備された代表者にお会いしていろいろ伺った話によると当初は2人で整備したとの事。徐々に仲間を増やし案内板を立て現状までとなったがまだまだ遺構はあり更に整備したいとの事でした。今回見学して改めて感謝する次第であります。 |
本日の探索城名 | 2007/12/16 久米城→松平城→金砂城→利員竜貝城 2018/4/4 館岸城→小原城→上入野城→久米城 |
満足度 | ☆☆☆☆ |
特に記載ない場合は2018/4/4撮影。
1:説明板。 | 2:縄張り図に撮影位置での写真番号を記載。 |
3:駐車場から山の方に進むと鳥居が見えるので場所はすぐ分かる。此処を進んで行くと左右に腰郭群が見受けられる。2007/12/16 | 4:登っていくと鳥居がある。中央左の山道を進むと西の城へ、右側切岸に沿って進むと右側に南の城との堀切が見えてくる。 |
5:写真4の鳥居脇を進み振り返り見る。鳥居で見辛いが本城(東の城)の2郭と3郭との堀切がある。 | 6:写真5の背面を進み社を見る。 |
7:写真6を進むと右側に南の城への尾根に堀切が見える。2007/12/16 | 8:写真7と同じ場所を見るが昔と比べて奇麗なのが分かる。 |
9:写真7の右側に南の城への道が有り降りて振り返り堀切脇から撮影。 | 10:もう一段降りて振り返り見る。堀切は中央白い幹の背面にある。 |
11:写真10の背面を見る。三角形の郭が奥に見える。 | 12:写真11の郭に入り案内矢印に従って左に進むと2重堀切が有る。 |
13:浅い2番目の堀切辺りから振り返り1番目の堀切を振り返り見る。 | |
14:写真12まで戻り郭の淵に沿って時計方向に進むと堀切が有り脇から撮影。 | |
15:写真14の堀切を進み振り返り撮影。 | |
16:細尾根を進むと南の城の本郭との堀切がある。登りやすいように梯子が掛けられている。 | 17:写真16と同じ場所だが昔の写真。2007/12/16 |
18:写真16の堀切を渡り郭の淵に沿って左に進み振り返り撮影。標高は高くない城だが谷は深い。 | 19:写真18の背面に進むと堀切が見える。 |
20;更に淵に沿って進むと南側に2重堀切が見える。 | 21:更に進み虎口付近で振り返り見る。 |
22:虎口から見下ろすと堀切が有る。 | 23:虎口を降りて奥(写真22の中央奥を見る。この辺り先にもまだ遺構は有るかもしれないがパス。) |
24:写真22の堀切を降りて左に進み振り返り見る。 | 25:写真24の右側で堀切が横堀となっている。 |
26:写真25の奥から先の堀切を見る見る。この堀切は写真20の堀切である。 | |
27:写真26の堀切内から振り返り見る。中央辺りが横堀である。 | 28:写真27の左に進み振り返り撮影。此処は2重堀切となっている。 |
29:2重堀切を渡り振り返り見る。中央奥が南の城の本郭。 |