大給城(おぎゅう)(その1)

      
   尾根を進んでいくと堀切が見えてくる。雨で靄が掛かり鮮明でないのが残念。

所在地 愛知県豊田市大内町
攻城年月日 2014/3/20
駐車場 有り
現地案内  東海環状自動車道「豊田松平IC」から降りて301号線を東に進み巴川に沿って南下し次に滝川に沿って進むと360号線と分かれる手前400m位に案内板があり右折する。直に駐車場があり停めてさらに進むと登り口がある。
場所はここです。
コメント 進んでいくと堀切が見えてくる。堀切傍に虎口が有り外枡形を経て2郭の南側虎口がある。2郭の南下腰郭には岩が点在し、北側には腰郭や水の手の上段部と下段部を守るU形(Uの中が水の手)に郭がある。小田原の石垣山城の井戸郭に似ている。本郭は2つに別れているが仕切りの低い石垣は単なる区分けで防御を意識したのでは無いであろう。東側の本郭は平坦さに欠け西側の本郭は岩が点在し居心地は良くなさそう。本郭の南下に3郭が有り館跡と表示されていた。
本日の探索城名 2014/3/19
 岩略寺城→山中城→登屋ケ根城→岡城→西大平陣屋→山崎城→
2014/3/20
 →岩津城→丸根城→古瀬間城→則定陣屋→椎城→則定城→
  →大給城→奥殿陣屋→
2014/3/21
 →城山城→松平館→松平城→代官屋敷→大沼城→孫根城→
  →大桑城→羽布城
満足度 ☆☆☆☆

   

1:説明板。 2:縄張り図。
3:駐車場から歩いて行くと登り口が見えてくる。ここを登り尾根上に着くと左方向は城跡だが右には「松平乗元の墓」がある。 4:トップ写真を進むと堀切が明確に見える。
5:更に進み振り返り振り返り見る。写真2の縄張り図のA。 6:写真5の背面(トップ写真右)に2郭の切岸が見える。
7:写真4の中央右上の凹みに虎口がある。 8:虎口を抜けると右に曲がり先に2郭の虎口が見える。写真2の縄張り図のC。
9:振り返り虎口を見る。 10:写真8の中央土塁に乗り2郭の虎口を見る。中央左の土塁下に写真7の虎口があり中央右のスペースは外枡形になっている。
11:写真10の撮影位置右下に細い腰郭が先(背面)に続く。  12:細い腰郭を進むと左下に腰郭が続く。 
13:下側に降りていく途中見上げると岩が見える。  14:更に先には3郭(草地)が見える。案内板には館と記載しており広い郭なので普段の生活場なのだろう。 
15:写真8の中央虎口まで戻り2郭に入り中央本郭東側部の先端の切岸を見る。  16:写真15の右に進み中央の2郭虎口を見る。 
17:写真16の背面下に郭(写真6の右)がある。  18:写真15右奥の本郭への登り口を見る。 
19:写真18の右下に水の手上段部がある。  20:降りて振り返り本郭切岸を見る。 
21:水の手上段部。ここは元は谷でこの下にも水の手下段部があり左右の山(郭)から守られている。 写真2の縄張り図のD。 22:写真21の背面上の郭から写真17の郭奥下の切岸を見る。中央左下は大給城(その2)の写真42で石垣と堀切で水の手を守るようにしている。

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